かえってきた暴れん坊

びわ湖コンの感想その２です。

今回のライブの最大の話題はやっぱりミキティのロマモーなわけでして。
思ったよりは大丈夫でしたね。初日のをｒｙして聞いたのですが、音源では結構「ミキサマミキサマオシオキキボンヌ」って叫んでいる声とか聞こえていたんですが、当日は自浄作用が働いたのか昼は全然聞こえなかったし、夜もそういうこと叫んでいるヤツが数名何人かいるなぁって程度でした。

でもやっぱりシャイニングが終わってあのイントロになった時の歓声はすごかったし、ヲタのあいの手やヲタ芸はすごかったですね。僕もヲタ芸は決して嫌いではないし、個人の楽しみを否定しない主義です。だから今回はもう一緒に楽しまなきゃ損だろって思ったからマワリの部分はもったいないので手拍子にしましたが、ちゃんとロマンスうったりしましたしｗ

ミキティもそれに応えてホントにうれしそうに、ステージを縦横無尽に暴れ回っていましたね。あの瞬間はまさに美貴帝の面目躍如でした。

「ロマンティック 浮かれモード」という楽曲の良さや、MUSIXや例のSSAの動画などの影響でヲタ芸の代表曲として認知されてしまった影響も大きいと思いますが、やはり美貴ヲタの念願であるソロ復活への序曲としての期待感や、藤本美貴という人のソロとして場の空気を支配する能力の高さが今回のライブで一番盛り上がったのではとまで言われる理由でしょうね。

僕はミキティが娘。に加入することに別に反対はありませんでした。別にミキティファンでもなかったので美貴ヲタ側からの視点は持ち合わせていませんでしたし、娘。ヲタ側から見れば面白い事になるかなという期待感があったので。

ミキティにはモーニング娘。をぐちゃぐちゃにして欲しかったんですよ。それが出来る人だと思ってたし。ASAYANの頃の妙なギスギス感がミキティ加入で起こらないかなぁと、仲が良いのは良いことだけど、それとは別に良い意味で不協和音起こらないかなぁと、そう期待していたわけです。

ミキティがあんなに適応能力があって娘。にとけ込んでしまうなんて夢にも思っていませんでした。中学生メンバーとじゃれあう姿なんてちょっと想像してなかったです。
それは決して悪い事ではないし、ミキティ一人が原因ではなくて、スタッフや使い方にも理由があるんでしょうけどね、その点において期待はずれというか、拍子抜けでした。

しかし今回ソロで歌っているミキティは間違いなくソロでやっていた頃のミキティでしたね。狼は決して自分の牙を研ぐのを怠っていなかったのです。一気に隠していた牙をむいたその姿はまさにステージ上の女王様でした。

ステージ上でシゲさんとキスしてしまうミキティも見てみたいですが、ソロですべての観客をひれ伏せさせるミキティもまた今後見たいものです。