いちばん大好きだった
愛してその人を得ることは最上である…
愛してその人を失うことは、その次によい
――ウィリアム・M・サッカレー――
前にも紹介したことありますが、イギリスの小説家の言葉です。
(とは言っても、この言葉を知っている人の相当数はジョジョの奇妙な冒険第一部のツェペリさんが死んだシーンで紹介されたから知っている、という方でしょうがw)
なんだかんだいいつつ、この一週間結構凹んでますよ。DOKYU見たあととか本当に胸が苦しくなりますし、何かの拍子にとてつもなく悲しい気持ちになってしまいます。
けど、上記の言葉にもありますが、失恋とか別れとかって悲しいけれど、それでいてどこか心地よいものなんですよね。(失恋の場合は毎回必ずそのような綺麗な状態とは限りませんが(爆))
大学時代、僕の周りの連中は悪魔みたいなヤツラばかりで(笑)、誰か仲間が失恋したりすると励ますのじゃなくて、むしろ逆にもっと落ち込ませるような事をしていました。具体的にはカラオケに連れて行って、その失恋のシチュエーションに似た曲を歌ってそいつをさらに凹ますなんてことをしていました。
もちろん嫌がらせのためにやっているのではなくて、落ち込んだ時には変に励ますよりも底まで落としてから立ち直らせた方が良いって考え方を持った連中でしたし、仲間内の信頼関係があったからそういうことをやっていたのであり、実際、自分もその洗礼を受けたことがありますがやっぱりありがたかったなと思うんですよ。
なので今回も変にガマンするよりは悲しい気持ちは布団の中で泣いて泣いて苦しんで素直に吐き出してしまえと思っています。
こういうときは先の話と同じで何か歌を聴くのが良いですね。評判になっているフラッシュとかかなりきますね。
そんな中で僕チョイスの「これはダメージでかいぞ」って言うのが
- アーティスト: 谷村有美,鮎川めぐみ,森本抄夜子,清水信之,大村雅朗,カラオケ
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谷村有美の「いちばん大好きだった」。これはかなりやばいです。
谷村ってモーヲタにも結構、当時ファンだったよって人見かけますね。世代的に僕と同じで中学高校時代にガールポップ全盛期が直撃した人たちが多いみたいですし。
谷村有美っていまいちブレイクはしませんでしたが、全盛期はアルバムは手堅く売れていましたし、シングルも何回かはオリコンTOP10に入ったことがあって、この曲もその一つだったんじゃないかなと思います。というか、この曲か「最後のKISS」が一番売れたんじゃないかな。
歌詞を全部掲載はしませんが、間奏後から最後のさびのあたりはかなりやばいです。
ほんとに大好きだった
いつでもすぐそばにいた
あなたとずっと歩きたかったいちばん大好きだった
これだけしか言えない
あの日へ二度と戻れないのならさよならだけ言わない
涙をまつげで止めた
あなたに逢えて幸せだったさよならだけ言わない
いつかは思い出になる
遠くでずっと応援してる
ホントに今の自分の心境にぴったり来ていて・・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
しばらくはこの曲で殻に閉じこもる事が出来そうです(爆)