歌詞

普段クソ曲ばかりばらまいているようなイメージすらあるつんく♂のおっさんですが、数々のヒット曲を生み出したわけで、作詞・作曲家として超一流であることには変わりないと思います。特に歌詞に関しては何故そこまで女性の気持ちになって作詞出来るのか?と思わずうなってしまうほどのものが多々あります。

その歌詞ですが、やはり楽しい曲よりも失恋の曲の方が心に染みるものです。ハローで言いますと、あややごっちんはアイドルから「歌手」への転換が迫られている時期に来ているからか、去年くらいからダンスミュージック系、元気ソング系から割とバラード系が多くなり、必然的に失恋ソングが増えております。

で、良い歌というものは心にダイレクトに染みるもので、特に自分がその曲と似た境遇の時にはなおさら自分を重ねてしまう人も多いと思います。

実際、春の後浦なつみライブツアーでは3人がそれぞれソロで「夢ならば」、「さよなら「友達にはなりたくないの」」、「ずっと好きでいいですか」を歌いましたが、これが失恋したばかりの連番者を直撃(笑)、非常に凹ませる結果になりました。特に後者二つは「友達で」と断られた場合シチュエーション的にモロですからね。その威力推して知るべきです。

大学時代は裕ちゃんの歌じゃありませんが、誰かが振られた時にはよく仲間内で集まって飲み会をしてカラオケに行っておりました。そういうとき、振られたヤツを慰めようという優しいヤツは基本的におらず、失恋話を酒の肴にし、カラオケではわざと似通ったシチュエーションの曲を歌ってそいつをどん底に落とすというのが常でした。

誰も意地悪でやっているのではなくて、「落ち込むところまでとことん落ち込め、それが失恋ってもんさ。あとははい上がるだけ」っていう哲学みたいなものを共有していた仲間だからこそ出来た荒療治だったとは思います。

なんでそんな話になってるかと言うと、まぁ自分もごく近い将来にこういう目にどうやら遭いそうなわけで。
考えたら本格的にモーヲタになってから(別にモーヲタだからというわけじゃなく環境面の問題が大きくてではありますが)、まじめに恋愛とかしてこなかったんですよね。んでまあ最近色々とありまして、がんばらなきゃなとは思っていたんですが、どうやらダメっぽいです、はい。

そんなわけで失恋助走体勢に入ったので前述の失恋ソングなんかを聞いて楽しんで(?)おります。うん、やっぱりつんく♂って良い詞書くわ・・・・・・・




少々ヤケ入ってます(死)