プリズン・ガール

なっちがごっちんも主演した枠で2時間ドラマ主演だそうで。仕事をいただけるというのは何につけてもありがたい話です、はい。

ただ正直、「う〜ん」って気持ちもあるのは正直なところ。

まず一つめがこの火曜9時の「DRAMA COMPLEX」という枠自身が迷走していて視聴率的にかなり苦戦しているということ。それまでの「火サス」から衣替えして以来、最初の「火垂るの墓」が20%以上取りましたが、それ以降は「戦国自衛隊」がそこそこ取っただけであとはごっちんのも含めて10%越すか越さないかと大苦戦。要するに過去の作品のネームバリューでしか視聴率が取れていないという状況なんですよね。裏番組とのかねあいやそれに伴って視聴者層を絞れていないなどの問題があるらしいですが、ごっちんにしても放送後はその視聴率故に叩かれまくりましたからねえ・・・・。

まあ視聴率等々、世間一般の評価なんてもはやモーヲタの我々には関係ない世界の話ではあるのですが(汗笑)、それ以上に「う〜ん」なのが、「またこういう役ですか」ということ。

なっちの出演ドラマで言うと、「向井荒太の動物日記〜愛犬ロシナンテの災難〜」「ナースマン」「仔犬のワルツ」「24時間テレビスペシャルドラマ 最後の夏休み」「時をかける少女」「新春ワイド時代劇 壬生義士伝新撰組でいちばん強かった男」「三毛猫ホームズの犯罪学講座」「ラストプレゼント「たからもの」といったところでしょうか。「壬生義士伝」はおいといて、「時をかける少女」くらいじゃないですかねえ?あとはみんなどこか影があったり、心に傷を持っている役ばかりなような気がします。

まあそういう役を演じる方が難しいでしょうし、「最後の夏休み」なんてあんな演技が出来るなっちはすごい、とすら思えるのですが、我々モーヲタが知る安倍なつみは24歳というのにアホで精神年齢低くて明るい(すべてほめ言葉)な女の子なんですよね。その意味では本来のキャラから離れすぎているなと。
重ねて言いますけれど、そういう役を演じられるのはそれはそれですごいのですが、やはり一度くらいは生のキャラに近い演技を見てみたいんですよねえ・・・・・・・・